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数学の参考書をお探しですか? 大学受験のための良書を紹介します。
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高校これでわかる数学II+B〈数列・ベクトル〉―基礎からのシグマベスト (シグマベスト) 1575円


高校数学の導入用参考書

標準的な検定教科書で扱われているような、「基本的な学習事項」を最初から一通り、やり直しをしたい人向けの参考書。
本書の大きな特徴は、基本事項の導入が教科書風に「具体例」→「一般論」という展開で解説されており、順を追って理解できるような構成になっていることが挙げられます。
類書では普通、基本事項の導入は、使用対象者のレベルを考慮して、「教科書で学んだ基本事項を想起させる」ような「まとめ」になっていることが多いですが、本書は使用対象者を「検定教科書を使った授業が十分に理解できていない」or「ほぼ完全に授業で学んだことを忘れてしまった人」としているようで、あえてこのような教科書風の導入にしているのでしょう。

また、教師が授業で解説するような「重要ポイント」が板書風に解説がされていたり、参考図なども豊富なので、学校の授業で分かりにくい部分があったときにも非常に参考になると思います。

更に、例題の解答・解説も、式変形の過程が丁寧に示されているのに加え、間違えやすい部分についても「副文」により丁寧に示されているので、数学がかなり苦手な人、授業を聞き漏らしてしまった人などには最適だと思います。

ただし、あくまで収録内容は標準レベルの検定教科書の例題レベルを中心にしており、いわば基本に徹しています。
そのせいか、検定教科書で扱われている内容のうち、生徒によって理解に差が出るであろう、やや難しい内容はほとんど収録されていません。
その意味で類書の中では最も網羅性は低いといえます。

また、導入部分の基本事項や例題の解説は非常に丁寧ですが、例題の反復問題(類題)や節末問題(定期テスト対策問題)の解答・解説は、本書を使うレベルの生徒にとってはおせじにも丁寧とはいえません。

数2Bの基礎を学ぶ独学者にとっては現時点では最適の教科書!!

紙面の関係上、行間を読むには若干の読解力、計算力は必要ですが、数1Aまでの基礎を理解していれば
本書で数2Bの教科書レベルまでの独習は概ね可能でしょう。

例題をほぼ習得できたらセンター試験レベルの問題演習のスタートラインに立てるのでは…

蛇足ですが、類題は例題が初見で完答できなかった場合のみ、理解度の確認用として利用した方が効率的だと思います。

また定期テスト対策問題の解説は初学者にとって手厚くはないので、より解説が詳しくわかり易い他書にて問題演習の補足をお薦めします。

参考までに、評価するステップアップ用の網羅系参考書・問題集を易から難の順に列挙すると、
シグマトライ(中級)< 本質の解法 (中級)< 本質の研究(中上級) < 赤チャート(中上級)

自分にとって解りやすいかどうか検討の上選択してほしい。

高校数学導入本

この本は高校数学の導入に最適です。
"中学数学と数学1Aの導入レベル"がしっかりできている状況でやればかなりサクサク進みます。
それでも分からないところが出てくれば、マセマの初めから始めるを併用すれば大丈夫かと。
この本が完璧ならセンターレベルの問題でも割と高得点が出せるはずです。
この後、黄チャート・シグマトライ・理解しやすい等の本で演習すれば基礎レベルは完璧です。
独学の場合でも個人的には白チャートよりお勧めです。

教科書ガイドをさらにわかりやすくした感じの本。

まず、この本は「高校数学の知識が全くのゼロ知識の人向けには書かれていない」という事を強調しておく。本書に取り組む前には必ず中学数学の範囲を修了しておいた方が良い(例えば『未来を切り開く学力シリーズ』の中学数学編をこなすとか)。でないと、本書でも挫折する可能性がある。

もちろん、謳い文句である「これでわかる」のタイトルに偽りは無い。少なくとも『理解しやすい数学』や『チャート式』よりかは、遥かに導入も多いし解説もわかりやすい。しかし、あくまでそれは「元々下地のある理系の人」にとってであり、鉄板でゼロスタートの人間にはこれでも意外とキツい。しかし、それを差し引いてもこの本は高校数学の入門書としてずば抜けて重宝するし、高校数学の入門書としては最上位の部類に入る。フルカラーでイラストも多いし、デザインも見やすいのは本当に有り難い。ただ、いかんせん類題や章末問題の解説がいささか中途半端な点(途中式も省略されている箇所が相当ある)が見受けられるし、類題や章末問題の中には悪問(初学者には解きづらい問題)も混じっている。また、残念ながら網羅性はお世辞にも高いとは言えない。厳密には、検定教科書にある項目が抜けている箇所もある。

とはいえ、例題の基本事項が理解出来てしまえば全く問題はない。『これでわかる』という参考書の最大の意義は「例題だけをこなし、例題を完璧に解ける力を作り、他の本にステップアップ出来る力を養う」という点にあるからだ。だから、類題や章末問題を解く必要は無い(余裕があれば類題ぐらいなら手を出してもいいかも)。演習量の不足は他の本で補えば良いし、何よりも大事なのは「例題を瞬殺できる力」を付ける事である。

しかし、数学アレルギーの人間にとっては「教科書の基本事項を理解する」という事がまず最初にぶち当たる最大の壁である。そして、この壁を越えられるようになるまでに莫大なストレスが溜まる。このストレスに耐えられる人間なら良いが、それが耐えられない人間(ちなみに私はこっち)は、周囲の数学の出来る人間に聞くなり、予備校の授業を受講した方が絶対に良い。でないと、数学という科目が余計に嫌いになる恐れがある。

残念ながら「この本で自学自習すれば誰でも高校数学がわかるようになる」という訳にはいかない。しかし、この本を単独で使うのでなく副読本(坂田アキラや高橋一雄の参考書など)を併用しながら進めていけば、この負担もかなり軽減される(実際にこの組み合わせは相性が良い)。そうすれば大丈夫。

基礎を一から学ぶために最適な一冊!!

この本は基礎という基礎をイラストや図でわかりやすく説明してくれる本です!!練習問題などもとても取り組みやすいレベルの問題を最小限の数で出してくれています。教科書と併用したり、長期休暇中に1冊仕上げたり、どのように使ってもいいと思います。これから数学を学ぶ高校1・2年生や、数学が苦手な受験生にお勧めです!!

詳細はこちら

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