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数学の参考書をお探しですか? 大学受験のための良書を紹介します。
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数研版ガイド 高校の数学I

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教科書の理解が苦しい人や、時間がかかるなら、この本を買いましょう。。。きっと役に立つはずです。

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ニューアクションα 数学I+A 新課程対応 (ニューアクションα) 服部 晶夫(著) 1300円

内容が中途半端な古い本

旧課程版の内容の大半をそのまま流用し、新課程向けに配列しなおしただけの古い本。
新課程から加わった部分も姉妹書からの流用が目立ち、新課程版としては「昔の内容を中途半端に引きずっている」改訂となってしまったといえる。
とにかく収録内容が精選されておらず、学習の系統性を無視して発展事項を唐突に詰め込みすぎている。

また、参考書の構成要素の役割分担が明確でないこともあり、全体的にすごく「中途半端な内容の」「無駄に分量が多い」本になってしまっている。

例として、1つの例題には、例題と同タイプの問題である「練習」とやや発展的な「問題」の2問がセットされているが、一部の「問題」には例題とのギャップが目立ち、不用意に手を出すと諸学の段階では混乱を招くような箇所も見受けられる。
また、節末の「Let`s Try」でもその節での学習事項の発展的な内容を扱っていることから、そもそも両方の構成要素の役割分担が不明確で、無駄が生じてはいまいか?

本当に使用者のことを考えるならば、新課程の生徒とはどのような学習を小・中で受けてきて、どのくらいの基礎学力があるのかを見極めたうえで、構成要素の役割をしっかりきめて、問題を選定し、系統的に配列するべきではないだろうか。

「練習」が加わったのは評価できるが

 北海道の私立高校で数学を担当しているものです。

 新課程版になり、旧課程版で高く評価していたニューアクションに期待していた。最大の違いであるのは、以前のカリキュラムでは、「問題」のみで、「練習」がなかった。「問題」では、例題を一歩段階を上げた問題であり、難易度的にもうひとひねりあるところで躓く生徒がいたように思うが、今回の改訂では、まずは最低ラインである「例題レベルの問題を数値を変えて解く」というトレーニングができるようになった。新しいカリキュラムを学ぶ受験生のレベルを考えると、それがなくて解くことができるに越したことはないが、その設定は必要なことではないかと考える。

 例題を見て真似をするのに、数値が異なる問題で身についたかどうかを確認ができなかったが、それに「練習」を付け加えることによって、確認することができるようになった。総合参考書の新課程での使命は自学自習できると言うことを踏まえると、まずは例題の問題に対して数値が異なるような問題ができるようになるというのはひとつの目標として成り立つ。もちろん、「問題」も対応したものがあり、そこでさらにステップアップできる。

 ただ、参考書業界全体の流れが、「自学自習ができるような参考書を」という流れになってきており、旧カリキュラムでは秀逸であったこの総合参考書の良さが他との比較で出してこなくなってきた。問題を解くためのエッセンスを問題を繰り返し解かせることで身につけさせるだけでなく、本文で的確に伝える工夫がもう一つほしいところである。

 基本的な計算が身に付いた受験生が入試対策のために解く本として考えると良い。学校などで計算習熟が終わり、入試対策導入的な総合参考書として高1・2年次に取り組むのがベスト。

「新課程対応」になっていない!(-_-メ)

検定教科書で学ぶ基礎的な計算や知識は一通り身につけている人を対象にした、入試標準レベルの問題に触れるための本。
本書は特に収録問題の「答案」、言い換えるなら「式変形のプロセス」が非常に詳しく記述されていることに定評がある。
しかし、その美点を帳消しにする、とんでもない問題点が目立つ本でもある。
一言で言うなら「現行課程版のニューアクションαの問題を、ただ新課程の教科書の章立てに沿って問題を並び替えて、追加された内容を切り貼りしただけ」といっても過言ではない。とにかく、現行課程版から問題を流用するときに殆どチェックをしていないのではないか?思わざるを得ないような内容になっている。
例えば現行本から章立てが変わったにも拘らず、収録問題を全体に渡って再検討していないためか、収録問題の系統性が失われており、前から順番に学習していくと、力がつくどころか混乱しかねないと思われる部分が散見される。
また、仮に本書を使いこなせる力があるのなら、本書の特徴である「答案の式変形のプロセス」が詳しいことは使用者にとってそれほどありがたいこととは思えない。 なぜなら、本書はその部分、すなわち「計算力」は十分に持ち合わせていることを前提としているからである。本書が使いこせる人ならば「その問題をどう考えるのか」「既知の知識をどのように使うと良いのか、どう思いつくべきなのか」というような「読解力」「発想力」といった部分の解説が充実していることこそが実力を向上させるには大切なはずである。しかし、類書と比較すると、本書でその任にあたる「ACTION」「POINT」も記述が簡潔すぎて、これらを満足に満たしているとは思えない。
本書は、その構成、内容から、高校1年生の時点から教科書学習と平行しての使用は避けるべきである。また、独学用にもオススメできない。

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